当事務所は新潟事務所において,毎月,定期セミナーを開催しております。
9月の定期セミナーは,東京事務所所長の弁護士大橋良二が講師を担当し,
不動産業者の方を対象に「民泊対策」セミナーを開催いたしました。
日本を訪問する外国人の数は,2015年には年間1900万人を超えました。
この数は,観光立国を目指し政府が打ち出した目標を順調に達成しており,
オリンピックが開催される2020年に至っては,訪日外国人の数の目標は年間4000万人と上方修正されました。
そこで,起こり得るのが『宿泊施設不足問題』です。
オリンピックが開催されるのは「東京」なのだから,
宿泊施設不足のために「民泊ビジネス」が盛んになるのも都心部だけでは?
とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが,民泊対策が必要となるのは都心部だけではありません。
実際には,現時点でも民泊を行っている方が新潟県に存在しています。
その際に問題となるのが,その民泊ビジネスが合法のものであるか,という点ですが,
今回は不動産業者の方を対象に,
・民泊に関する法規制
・民泊ビジネスに参入する4つの方法
・民泊トラブルについて不動産業者が知っておくべきこと
・違法民泊に備えて最低限準備しておきたいこと
の4つのテーマで解説し,民泊ビジネスを法的な観点から解説いたしました。
まだまだ新潟では「民泊ビジネス」は浸透していないと思われますが,新しく立案,施行される民泊新法を受けて,
各社が各地域のマーケットを押さえようと試行錯誤すると考えられ,その点ではスピード勝負が予想されます。
今回のセミナーの内容を活かしていただき,早めの対策に役立てていただけましたら幸いです。
当事務所では,民泊リーガルサポートサービスも提供しております。
東京事務所を拠点に全国対応しておりますので,
空き家や空き部屋を活かしたい!など,民泊ビジネス参入にご興味がある方は,
ぜひ一度ご相談にいらしてください。
民泊リーガルサポートサービスにつきまして,くわしくは こちら をご覧ください!